CROSS TALK02 個人の力、チームの力 成城センター座談会

入社年次の浅い若手社員から中堅社員までがバランスよく配属され、また若手管理職や全社的にも数少ないエキスパート(事務職キャリアのひとつ)がそろう成城センター。その注目センターのメンバーによる座談会を通して、当社が誇る社員一人ひとりの「個」の力と、全員でサポートし合う「チーム」の力について迫ります。

成城センター

他の営業所同様、不動産仲介全般を扱う。特に成城センターでは、小田急線沿線や世田谷区を中心とする不動産売買に携わっています。
※取材当時の配属メンバーのインタビューです。

川村幸祐

Kosuke Kawamura

所長 / 2003年入社

チームとしてのセンターを巧みにけん引し、個人の良き理解者でもある、センター全員が全幅の信頼を寄せるリーダー。

草野梨織

Riori Kusano

事務職エキスパート / 2005年入社

まだ、全社的にも数少ない事務職キャリアで、所長業務の補佐なども担当する。頼れる参謀兼マネージャー。

寺嶋歩

Ayumi Terashima

総合職 / 2008年入社

センターの要を担う、実力派中堅社員。後輩の面倒見がよく、先輩への配慮も忘れないバランサー。

 

外輪裕太

Yuta Sotowa

総合職 / 2016年入社

ブレない軸を持つ、育ち盛りの営業マン。周囲の状況を的確に読んでフォローできる、“成城の守り人”。

宮野貴史

Takafumi Miyano

総合職 / 2017年入社

高いトークスキルとセンスが光る、新進の営業マン。OJT期間を経て、いよいよ本格始動。活躍のステージへ。

菊池千裕

Chihiro Kikuchi

事務職 / 2018年入社

落ち着きある性格ながら、エネルギッシュな努力家でもある。機転が利き、業務習得も早い期待の新星。

Q&A

草野

いろいろ特徴はありますが、一番といえばやはり「若さ」じゃないでしょうか。営業としては経験豊富だけれど、年齢的には“若手”管理職である川村所長。その旗振りのもと、若手の経験不足をベテランが支える体制をとりながら、センターの社員同士がしっかり助け合っている。団結力も強いですよね。

宮野

とにかくセンターの社員同士の仲が良くて、雰囲気も明るいですし。ありきたりですが大事なことだと思う。自分なんかは特にですが、先輩方には日々助けてもらっています。

外輪

いつも活気があって、誰にでも気軽に相談しやすい。助け合いという意味だけじゃなく、業務面でもすべての案件をセンター内で共有できているから、お客さまにより良い提案ができる。これは大きな強みですよね。

寺嶋

あと成城センターは、みずほ銀行が隣接していて、みずほ信託銀行、みずほ証券が同じ建物に入っているので、連携が密ですよね。「One MIZUHO」意識が高いセンターだと思います。

だから、お客さまからさまざまなご要望を受けても、スムーズに対応することができる。マーケティング的にも、非常に強みをもっているセンターなんです。

川村

地域とのコミュニケーションも大事にしているよね。地元のお祭りやスポーツ大会に、みずほグループチームとして参加することもあるんでしょ?

寺嶋

そうですね。僕は、多摩川で開催された「いかだレース」に出場したことがあります。みな本気で「One MIZUHO」にならないと、川に落ちるという(笑)

草野

所長の片腕となる、円滑なセンター運営に気を配るようにしています。営業職、事務職問わず、連携を欠かさないこと。しっかりコミュニケーションをとることです。

寺嶋

うちは当社には珍しい路面店舗なので、一般のお客さまにご来店いただきやすい雰囲気づくりを心がけるようにしています。店内の清掃はもちろんのこと、店頭に見やすく物件資料を提示したり、堅いイメージを和らげるディスプレイ装飾をしたり。些細なことですが、そんなことにも「お客さま第一」の想いが必要かなと。

外輪

僕も「お客さま第一」ということでは、お客さまの先を読んで、事前に想定できることをもれなく準備するよう心がけています。こちらが準備しておくことで、お客さまをお待たせしない。下調べには力を入れています。

宮野

僕はまだ自分のことだけで手一杯というのが本音です。それでもセンターの一員として何かできることはしたい。それで、先輩社員の案件で、契約日が近いものがあれば事務処理など代わりに請け負える業務を率先して行うよう心がけています!

菊池

基本の基本ですが、「報・連・相」を意識して仕事をするようにしています。そのうえでセンターのみなさんの動きを把握するように努めて、流れやタイミングに合わせて仕事を進められるように心がけています。

川村

僕は立場上、常に意識していなければいけないのですが。(笑)
期末の忙しいときや、長期休暇を取得した担当者に顧客からの大事な連絡が入ったときなどの万全のフォロー体制。それと、センターを上げて大きな案件に関わるときなどかな。

草野

日常でも、自分では気づけなかったミスを指摘してくれたり、私が見抜けなかった問題点を発見してくれたり。勉強になるし、みんなのフォローで一つの仕事が成り立っていることを再認識させられますね。

菊池

私はまだフォローされる一方です。お客さまからご連絡があったときや、お客さまにお渡しする資料を作成しているときは緊張しますし、間違っていないかどうかも不安で。でも困っているのがわかると先輩方がすぐに助けてくださる。先輩やセンターのありがたさをしみじみ感じています。

宮野

2年目でも、僕もまだまだそんな感じで。でもOJTの指導役だけでなく、センター内の先輩社員全員がインストラクターのような、「いつでも、誰にでも聞ける」環境はほんとうに心強いです。

外輪

社内で困ったときもそうなんだけど、見た目で信頼を得にくい若手にとって、要所要所で先輩に帯同いただけるのはありがたいです。それだけでお客さまに安心感を持ってもらうことができるので。

寺嶋

上司、同僚、後輩関係なく、いろんな案件を共有することでこちらにもいろんな発見があるよ。案件の取り組み方とか、お客さまへの提案方法とか、自分では思いつかない発想があって。個の力では及ばなかったところに、チームの力でなら手が届くこともあるってこと。

草野

いっぱいあるけれど、いちばんの、といえば宮野くんのアレじゃない?

外輪

そうですね、アレですよね、宮野くん!

宮野

僕のアレ、ですか?僕にとっては間違いなくコレですが、センターのエピソードとしてしまっていいんでしょうか?

川村

もちろんだよ。でも、本人からは言い出しにくいかもしれないので、最初だけ僕が話すね。各営業所には半期ごとに売上額や件数目標が設定されていて、先日の半期決算時、まさに「全員営業」で追い上げに努めていたのですが、直前までは少し届いていない状態だったんです。そんなとき、宮野くんがひとりで案件を取りまとめてきたんです。

宮野

僕自身もOJT期間が明けたところで、初めて自分ひとりで担当する案件を前に半ばパニック状態でした。先輩の業務を手伝うのと、自分が実際担当するのとではやっぱり大違いで。
でも、「センターに貢献したい」という思いで必死にがんばりました。先輩方に聞きまくり、助けられまくりながら、何とかお取引を成立させることができて。ほっとしましたし、うれしかったですね。

寺嶋

それが決算前というか、ほんと決算締めギリギリのタイミングで決まったんだよね。

外輪

センターの目標達成と宮野くんの初契約に、センター全員、大盛り上がりで喜びましたよね。

宮野

みなさんのおかげです。お客さまにも喜んでいただけましたし、一生忘れない案件になると思います。

川村

最後はまじめに私が。成城センターは、当社のなかでも特に若い営業が多いセンターです。1年目から4年目までの若手社員たちが、歳の近い同僚と接することを通して切磋琢磨し、身近からたくさんのことを学んでほしい。若手の活躍こそが、成城センターのさらなる成長にもつながるので。

また成城センターは、不動産に詳しいお客さまや、不動産売買を何度も経験されているお客さまが多いセンターなんです。そのため、担当が若手社員になる場合は、対応の中途半端さや至らなさはすぐに見抜かれます。そんな厳しさもある環境ですが、逆に「若いのによくやってくれる」と思われる営業担当を育てていくことが、僕たち管理職の課題です。

そして、ここは全国の店舗から注目される存在であること。全社的にもまだ数が少ないエキスパートの一人が在籍している。僕は管理職のなかでは若手だけれど、しっかりセンターをまとめていかねばならない。そして新人から中堅までがバランスよく配属された、万全の組織体制。

優秀な社員を数多く抱えるこのセンターがどのような布陣で、どう攻め、どう守るのか。個々の力とチーム力を最大限発揮し、当センターらしい戦略を練りながら、成長し続けていきたいと思います。