アンケートから分かる購入・売却の「ポイント」Vol.8
物件の購入・売却にあたって、不動産情報に関する知識を深めておくことは重要です。
今回はアットホームが実施したアンケート「十人十色」の中から不動産用語の認知度・理解度についてご紹介していきます。記事内に登場してくる不動産用語、あなたはどのくらい分かりますか?
これって正しい?不動産情報の理解
「十人十色」内、「これって正しい?不動産情報の理解」を実際に見ていきましょう。これは不動産用語について記載した文章が正しいかどうかを質問したものです。皆さんも一緒に考えてみましょう。
Q1 不動産広告における新築とは築年後1年未満でかつ未使用の物件のことである
Q2 不動産広告では、徒歩分数を算出する際、「80m=1分」として換算している
Q3 専有部分にある押入れ・クローゼットの面積は、部屋の専有面積に含まれていない
Q4 1DKとは、1つの居室とある程度の広さのダイニングキッチンがある間取りのことである
Q5 建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のことである
Q6 バルコニー面積は、部屋の専有面積に含まれている
当アンケート内で購入検討者は「正しいと思う」・「間違えていると思う」・「わからない」のいずれかで解答しています。
正解は以下の通りです。
Q1解答:正しい。建築後1年未満でかつ未使用の物件のこと
新築物件は人気が集中する傾向がありますが、「新築」の定義を理解している人は約6割という結果になりました。
Q2解答:正しい。「80m=1分」として換算
わからないと回答した人が4割となり、最も多い結果となりました。
Q3解答:間違い。クローゼットは専有面積に含まれます
Q4解答:正しい。1DKとは、1つの居室とある程度の広さのダイニングキッチンがある間取りのこと
正しいという人の割合が7割を超えました。認知度は比較的高いようです。
Q6解答:間違い。バルコニーは専有面積には含まれません
正解した人の割合が全6問の中で最も少ない結果となりました。約3割近くの人が専有面積に含まれていると思っていることがわかります。
購入検討者の結果を見てみると、正解率が一番低いものでも約45%となっており、いずれの設問においても約半数の人が理解していることがわかりました。実際に物件を購入するにあたって、不動産用語について学習した結果と言えるかもしれません。
不動産用語を理解して、購入・売却をスムーズに進めましょう
今回は不動産用語の調査結果をご紹介しました。一般的なものから専門的なものまで幅広くご紹介しましたが、どのくらいお分かりになりましたか?
不動産用語を理解していれば、物件の特徴を知るためにも役立ち、営業マンとのコミュニケーションがスムーズになると思います。気になる用語は「不動産用語集」で早速調べてみましょう。
調査概要 十人十色 「これって正しい?不動産情報の理解」
調査方法… インターネットリサーチ
対象… 調査実施期間から1年以内に住宅の賃貸・購入を検討している全国の10代~50代の男女206名
※小数点第2位を四捨五入しているため、合計100%にならない場合があります
20年勤めた不動産情報サービスの会社での経験を活かし、住まい探しが初めての方にも分かりやすい、生活者の目線に立った記事の執筆活動を手がける。
※ 2017年1月31日本編公開時の情報に基づき作成しております。情報更新により本編の内容が変更となる場合がございます。
※本コンテンツは、不動産購入および不動産売却をご検討頂く際の考え方の一例です。