アンケートから分かる購入・売却の「ポイント」Vol.7
通勤時間と住まい探しのポイント~首都圏編~に続いて、アットホーム株式会社が行った「通勤の実態調査2014」(関西版)の結果から、関西圏の通勤時間と住まい探しのポイントを考えていきます。首都圏のアンケート結果と比較もしながら見ていきましょう。
通勤手段が首都圏よりも多様な関西圏。エリアの特徴をふまえた住まい探しが大切
関西圏も首都圏同様、電車通勤の方が大半という結果となりました。電車通勤を前提に住まい探しをする場合は、エリアの交通事情を把握し、快適で有意義な通勤時間を過ごせるかどうかがポイントとなりそうです。
一方、電車以外で通勤している人の割合が首都圏よりも高く、約4人に1人が自動車、自転車、バイクのいずれかを利用している実態も見えてきます。
その場合、住まい探しのポイントは駐車場・駐輪場の確保と言えるでしょう。都心部は駐車場付き物件が比較的少なく、月極めで借りる場合も賃料が割高になるケースが多いようです。
また、マイカー通勤の場合には、通勤時間帯の渋滞も考慮しておかなければなりません。
自宅周辺と勤務先までの通勤経路を中心に、交通事情や渋滞状況などは事前に確認しておくことも大切と言えそうです。