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今住んでいる不動産を売却して住み替える時に、悩みとなるのは「購入」と「売却」のどちらを先にすべきかということ。一般的に「購入先行型」「売却先行型」といわれていますが、ここではそれぞれの特徴を説明していきます。
「購入先行型」とは、住み替え先を先に決める方法のこと。希望条件にあった住まいをじっくり探すことができたり、スケジュールが立てやすいといったメリットがあります。仮住まいに充てる余計な経費がかからないのも、何かとお金のかかるこの時期には嬉しいポイントといえるでしょう。一方、購入が先になるので、売却の前に購入資金を用意しておかなくてはならなかったり、売却金額によっては資金計画が大幅に狂ってしまう可能性が考えられます。残債がある方は、売却が思うように進まないと二重のローンを支払わなくてはならないなどのリスクも把握しておきましょう。
「売却先行型」は、先に売却を進める方法です。先に売却金額がはっきりするので、資金計画が立てやすいというのが特徴でありメリットともいえます。しかし、引き渡しまでに住み替え先が見つからなかったり、住み替え先の引き渡しが済んでいなかった時は仮住まいで過ごす期間が発生してしまうので、その分費用がかさんでしまうことになります。また、仮住まい費用を負担に感じて、住み替え先の希望条件を妥協することになったりします。
「購入先行型」「売却先行型」、どちらの方法も一長一短といえますが、
→購入先行型向き
といえるかもしれません。いずれにしても、優先したいこと・妥協できることを明確にして方向性を決め、ご自身にとって無理のない方法を選択しましょう。
どちらの方法を選んだとしても、売却から住み替えまでは計画的に進めていくことが重要です。住み替えを検討されている場合は、不動産売買の実績やノウハウが蓄積された不動産会社に相談するといいでしょう。
橋本 岳子 (はしもと・たかこ)
20年勤めた不動産情報サービスの会社での経験を活かし、住まい探しが初めての方にも分かりやすい、生活者の目線に立った記事の執筆活動を手がける。
※ 2016年4月26日本編公開時の情報に基づき作成しております。情報更新により本編の内容が変更となる場合がございます。 ※ 本コンテンツは、不動産購入および不動産売却をご検討頂く際の考え方の一例です。
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