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働き方改革とこれからの住まいの関係性を考える(第六話「購入物件決定!郊外暮らし経験者が語る、住んでみてわかったこと編」)

漫画で見る不動産購入・売却のポイントvol.45

公開日:2019年5月31日

この記事の概要

  •  ︎郊外暮らしは、住んでみて初めて知ることも多い。
  •  ︎イノシシ、ムササビ、シカ、サルなどの野生動物と遭遇することも。
  •  山間部で真夏でもクーラーが必要ないエリアも。
  •  地元スーパーよりもコンビニエンスストアのほうが使えることがある。
  •  ご近所の結束力が強く、顔見知りばかりの中に入ることになる。引越しの挨拶や地域活動への参加は、都心よりも重要視したほうがよい。

第六話「購入物件決定!郊外暮らし経験者が語る、住んでみてわかったこと編」

【Eさんファミリー】
Eさんは東京駅近くのオフィスで働く30代のサラリーマン。結婚して5年が経ち、元気いっぱいの息子(2歳)と専業主婦の妻と一緒に、オフィスからドア・ツー・ドアで30分のところにある都内の賃貸マンションで暮らしている。勤務先は働き方改革の流れをくんで、必ずしもオフィスで仕事をしなくてもいいという方針に。息子を伸び伸びとした環境で育てたい、趣味のサーフィンをもっと気軽に楽しみたいと考えているEさんは、郊外でのマイホーム購入した。

住んでみて初めて知ることが多い郊外暮らし

検討を重ね選んだ郊外暮らし。都会の生活では想像すらできなかったことを、実際に住んで初めて知ることが多いのも事実です。今回は、すでに郊外暮らしはじめている人から聞いたお話をもとに、郊外での生活について探っていきたいと思います。

散歩をしていると野生動物と遭遇!?

山間部に住み替えた人からはよく聞かれる話。散歩中や庭いじり中にイノシシやシカなどに遭遇することもあるのだとか。大きな野生動物以外にも、意外とやっかいなのがムササビ・モモンガ・リスなどのげっ歯類の動物。小さくてかわいいけれど、クルミなどの硬い殻もかじって穴をあけてしまうほどの長くて大きい切歯を持ってます。マンションの共有部などに入り込んで配線をかじってしまうこともあるので、こういった小動物がいないか定期的に点検するマンションや配線にプロテクターを装着して防止しているところもあります。
また、サルがしばしば目撃される地域もあるようです。サルは群れで行動するのが特徴で、知能や運動能力の高さを存分に発揮して民家や畑に侵入してきます。一方、学習能力の高さから一度怖い目にあうと二度と寄り付かないという習性もあります。サルを怖がらせるために犬を飼っているというお宅も多いようです。

標高の高いエリアは真夏でもクーラーいらず

もう何年も、毎日のように真夏日となる日本の夏。夜になっても気温が下がらず、湿気も手伝ってクーラーをつけないと眠れないという声が多く聞かれるようになりました。
仕事の関係で、標高600ⅿほどのところにあるマンションに移住された方の話では、日中はクーラーを使うこともあるそうですが、日没後は窓を開けていると寒いくらいだとのこと。電気代がだいぶ下がって助かったという声もあります。

あなどれない塩害。専門家にアドバイスを受けるのがおすすめ

海の近くを通って、錆びた柵や車を目にした方も多いはず。“長い間放置されているのかな”と思うかもしれませんが、塩害によって錆びてしまうスピードは思った以上に早いもの。立地条件にもよりますが、何もしないと1カ月ほどで不具合がでてくることもあるのだそうです。でも、海の近くに住むことで趣味のサーフィンが手軽に楽しめたり、新鮮な海の幸を楽しめたりとメリットは多くあります。海の近くに住む場合は、塩害があることは事前に認識しておくことがポイント。購入時には不動産会社に住宅のメンテナンス方法を聞いたり、ホームセンターに相談したりするなどし、しっかり備えておくようにしましょう。

地元スーパーよりもコンビニエンスストアの方が使えることがある

郊外にある地元スーパーの場合、流通の関係で品ぞろえに問題があることもあるようです。多くの方は週末に車で大型ショッピングセンターなどに出かけ、1週間分の食材を購入してストックされているようですが、急に足りないものが出てくるケースやストック用の買い物に行けない週もあるでしょう。
そのようなときに、使い勝手がいいのがコンビニエンスストア。比較的品ぞろえが安定しており、近隣に大型店のないエリアの場合は、少量の野菜や肉なども販売しているとのこと。食材の種類が豊富とまではいかなくても、必要最低限の食材がそろっているので、安心して利用できるという声がありました。

ご近所同士の結束力が強く、顔見知りばかりの中に入ることになるケースも。引越しの挨拶や地域活動への参加は、都心よりも重要視したほうがよい

転居後に近所を散歩していたところ、ジロジロ見られたり“どちら様ですか?”と声をかけられたりした経験があるという方も。都心は同じマンションの住民やお隣さんとあまり関わり合いがないことが当たり前のようになっていますが、郊外へいくと近所や同じ町内会の人はみんな知り合い、もしくは親戚など顔見知りばかりというケースが多いようです。その中に入っていくわけですから、都心よりも最初の挨拶は重要視しておいたほうがよいでしょう。
また、都心では委任状を提出して終わりだった町内会の総会や定例会などにも、できる限り参加すること。お祭りの手伝いや消防団などの地域活動にも積極的に参加したいものです。

せっかく手に入れたマイホームなのに、ご近所の方々とぎくしゃくしては望んでいた生活が送れなくなってしまうこともあります。テレワーカーであれば、以前よりも地域活動には参加しやすいというもの。時間をなるべく共有して、関係を築き上げることに注力し、新しい生活を満喫してください。
環境が変わって戸惑うこともあるかもしれませんが、困ったときは居住者の先輩であるご近所さんに相談するというのもいいかもしれません。

執筆

橋本 岳子 (はしもと・たかこ)

20年勤めた不動産情報サービスの会社での経験を活かし、住まい探しが初めての方にも分かりやすい、生活者の目線に立った記事の執筆活動を手がける。

※ 本コンテンツは、不動産購入および不動産売却をご検討頂く際の考え方の一例です。

※ 2019年5月31日本編公開時の情報に基づき作成しております。情報更新により本編の内容が変更となる場合がございます。

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