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【シリーズ連載】初めての不動産購入(第一話「リフォーム・リノベーション編」)

漫画で見る不動産購入・売却のポイントvol.1

公開日:2017年3月30日

第1話 リノベーションか?リフォームか?
リノベーションか?リフォームか? イメージ

【Aさん夫婦】
結婚3年目のA夫婦。夫は29歳、妻は27歳。世帯年収は700万円程度で、現在は1LDK・家賃8万円の賃貸アパートに居住している。

リノベーションとリフォームの違い

欧米に比べて既存物件の流通割合が低い日本ですが、既存住宅の流通を促進させようとする政策や、環境保護の意識の高まり、価値観の変化などを追い風に、リノベーションが注目を集めています。
リノベーションとは、既存の建物に大規模な工事を施し、性能を向上させたり、価値を高めたりすることです。リフォームと何が違うの?と疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、劣化した設備の交換や、クロス、床の張り替えなど、比較的小規模な工事は「リフォーム」に分類され、間取り変更、増築や改装、より機能的な設備の設置など、大規模な工事は「リノベーション」に分類されると捉えると分かりやすいかもしれません。

リノベーションとは?

リフォームとは?

ここからは、リノベーションのポイントや注意点を見ていきましょう。

リノベーションのポイント

ポイント①自由に設計できる

リノベーションは、住まいを自分のニーズに応じて自由に表現することができます。間仕切りがない広々としたリビングダイニング、アイランド型システムキッチンなど、リノベーションをしないと叶わなかったライフスタイルを演出することができます。

「住まいの売り買いノウハウBOOK」で紹介している記事はこちらから

ポイント②物件の選択肢が増える

希望の予算で新築の一戸建てやマンションに限り、都心部や駅から近いなどの好条件で探してもなかなか難しい場合もあります。しかし、中古の一戸建てやマンションを選択肢に含めると、物件購入費用が比較的安く抑えられ、その分をリノベーション費用にあてることで、立地条件を優先しつつ、希望に近い住まいが見つかるかもしれません。

ポイント③政府・自治体による優遇政策の整備

上述したように、政府や自治体は、中古住宅を流通促進するために、住宅ローン減税やリフォーム減税、住宅リフォーム助成制度など、中古住宅を購入してリフォーム・リノベーションした際の優遇政策の整備を進めています。対象になるケースや助成方法、有効期間などは、制度によってまちまちですので、情報収集をしっかり行い、活用するようにしましょう。

リノベーションの注意点

リノベーションを前提として中古物件を購入する際の注意点もあります。これらもしっかりと把握し、理解しておきましょう。

注意点①築年数が経過しているため、建物の耐久性に不安が残る場合がある

中古物件を購入する場合には、築年数に注意する必要があります。1981年5月31日以前に建築確認済証の交付を受けている旧耐震基準で建築された建物では、場合によっては、耐震改修工事に別途、高額の費用がかかる場合もあります。新居を探す際は室内や立地に目が行ってしまいがちですが、安心して長く住み続けられることが大切です。

注意点②住み始めるまでの期間がかかる

リノベーションの場合は、引き渡しまでの間に、建物検査、設計、施工などの作業が加わります。さらに、コンセプトやイメージに強いこだわりがあると、建築士との打ち合わせ時間なども必要となりますので、余裕をもった住み替えのスケジュールを組みましょう。

リノベーションのポイントと注意点を理解し、ベストな選択を

新築購入よりも比較的費用を抑えることができ、自分のライフスタイルに合った住まいを手に入れることができるリノベーション。当然のことながら一長一短があり、予算や今後の住まい方・ライフスタイルを考え、あなたに合った住まいを考えることが重要です。また、多くの方の場合、不動産購入の経験が少ないと言えることから、不動産のプロである不動産会社のアドバイスを受けながら、進めていくと安心でしょう。

執筆

橋本 岳子 (はしもと・たかこ)

20年勤めた不動産情報サービスの会社での経験を活かし、住まい探しが初めての方にも分かりやすい、生活者の目線に立った記事の執筆活動を手がける。

※ 本コンテンツは、不動産購入および不動産売却をご検討頂く際の考え方の一例です。

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