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50代の売却。~自己所有する一戸建てを売却し、都心マンションへ住み替え~第二話「早めにやっておきたいこと編」

漫画で見る不動産購入・売却のポイントvol.76

公開日:2021年04月28日

この記事の概要

  •  広々とした一戸建てからコンパクトなマンションへの引越しでは、家具や家電の大きさに注意が必要。
  •  物件探しと並行して、持ち物の整理や片付けも進めておく。
  •  長年暮らしたマイホームからコンパクトなマンションへの転居は、結婚や子どもが生まれるタイミングでの住まい探しと注意ポイントが異なる。

50代の売却。~自己所有する一戸建てを売却し、都心マンションへ住み替え~第二話「早めにやっておきたいこと編」
50代の売却。~自己所有する一戸建てを売却し、都心マンションへ住み替え~第二話「早めにやっておきたいこと編」

【Hさん】
娘2人が独立してほっと一息している50代のHさん夫婦。子育てに適していると購入した都内郊外の庭・駐車場付き一戸建ては6LDKあり、鉄筋コンクリート造3階建てのこだわりある注文住宅。夜は人通りが少ないとあって、セキュリティにも配慮した物件です。土地面積は300㎡以上あり、夫婦2人では広すぎる上に駅から遠い点をネックに感じてきました。コンパクトな広さや便利さが売りの都心にあるマンションに興味が出てきたため、住み替えを検討することになりました。

広々とした一戸建てからコンパクトなマンションへの引越し。家具や家電の大きさに注意

人生の節目に考えたという方が多いマイホームの購入。きっかけで多いのが、“結婚や子どもが生まれる”というタイミングです。こういったケースの場合は“家族が増える”ということでの住まいの見直しになるので、より広く、部屋数の多い住宅へ引越すというのが目的のひとつになると思います。それまで使っていた家具や家電を配置してみたら何だか小さくて、折を見て買い直したという方も多いのではないでしょうか。

一方、Hさんのようにコンパクトなマンションに移る場合は、反対の問題が発生します。以前、子育てが一段落して駅前のマンションに引越したというご夫婦にお話しをうかがったことがあるのですが、家具をそのまま持ち込んだところ、リビングが思った以上に狭くなってしまったとおっしゃっていました。内覧の際は家具や家電がなかったため広く感じ、感覚的に問題ないと思われたそうです。
ここで重要になるのは、あらかじめ家具や家電のサイズを把握しておくということです。内覧時には新居そのものや周辺環境はチェックするものの、“家具などを置いて生活する”というところまで想像できていないケースが多いようです。内覧当日はメジャーを持参し、家具や家電を置いたらどうなるかもチェックします。間口の広さなども計測し、搬入そのものが可能かも確認しましょう。また、マンションは窓枠サイズにも注意が必要です。規格サイズのカーテンだと丈が不足して、雰囲気が台無しになってしまうことも。カーテンに関してはそのまま使えないケースがあるということは認識しておきましょう。
意外と盲点なのは、洗濯機置き場です。サイズ的にドラム式洗濯機が置けないことがあります。この点も内覧時に確認するといいでしょう。

いろいろとチェックポイントはありますが、数が多いとチェックし忘れてしまう項目が出てしまうこともあります。確認しておきたいことをリスト化し、持参することで回避できますので、事前に用意しておくことをおすすめします。

物件探しと並行して、持ち物の整理や片付けも進めておくようにしましょう

いくつかのマンションを見比べて、最終的には転居先を決めることになりますが、あれこれ考えるのはなかなか骨の折れる作業でもあります。住み替えでは売却についても検討する必要があるため、思った以上に忙しい日々が続くことになるでしょう。そのような中ではありますが、時間を見つけて早めに始めておきたいのは、持ち物の整理や片付けです。何十年と暮らしていれば、それなりに物はたまっているもの。一朝一夕で作業が終わるというご家庭は少ないと思いますので、早めにとりかかるようにしましょう。

こちらも実際にお聞きしたケースなのですが、とりあえず引越しが一段落したら整理をしようと、段ボールに「全て」をつめて転居先に持ち込んだご夫婦がいらっしゃいました。当然のことながら室内は荷物だらけとなり、なかなか落ち着いた生活が始められなかったそうです。
荷物が多ければ引越し費用もかさんでしまいます。そういった点からも、荷物の整理・片付けをしてから引越すのが無難と言えるでしょう。

注意点を認識することがポイント

荷物の整理や片付けとはいっても、思い出のあるものはなかなか捨てられないもの。そういった理由から、これまで片付けが進まなかったという方も多いかと思います。最近は、それらの写真を撮ってアルバムにまとめるという方法で思い出をとっておく方もいらっしゃいます。自分では使わないけれど、まだまだ使えるから捨てるのはもったいない・・・というものがあれば、リサイクル品として出品するのもいいでしょう。
長年暮らしたマイホームからコンパクトなマンションへの転居は、結婚や子どもが生まれるタイミングでの住まい探しと注意ポイントが異なります。その点を認識し、不動産会社にも確認しながら進めていくといいでしょう。

執筆

橋本 岳子 (はしもと・たかこ)

20年勤めた不動産情報サービスの会社での経験を活かし、住まい探しが初めての方にも分かりやすい、生活者の目線に立った記事の執筆活動を手がける。

※ 本コンテンツは、不動産購入および不動産売却をご検討頂く際の考え方の一例です。

※ 2021年4月28日本編公開時の情報に基づき作成しております。情報更新により本編の内容が変更となる場合がございます。

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