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【アットホーム】4月のマンション賃料New

投資用不動産トピックス

【アットホーム】4月のマンション賃料

首都圏、ほぼすべてで上昇 9エリアで高値更新

アットホームは、4月の居住用賃貸マンションの募集家賃について公表した。同調査では入居者が1カ月に支払う賃料、管理費、共益費などを「家賃」として、各面積帯はシングル、カップル、ファミリー、大型ファミリーに分類している。

2025年4月のマンション平均賃料(カッコ内は前年同月比)

それによると、首都圏の賃料は東京23区の大型ファミリー物件を除くすべてのエリア・全タイプの面積で前年比上昇した。23区の超大型ファミリーは下落したものの下落率は0.2%とほぼ横ばいだった。

15年1月以降で最高値を更新したのは、東京23区の大型ファミリーを除く3タイプのほか、都下の大型ファミリー、神奈川県のカップル、埼玉県のカップルと大型ファミリー、千葉県のシングルとカップルだった。中でも東京23区のカップルタイプは29カ月連続で最高値を更新した。

大阪市はファミリーが前年比下落し、そのほか3タイプは上昇。シングルとカップルは15年1月以降最高値となった。

全国主要都市(13エリア)で各タイプ別に前年比上昇率トップ3をまとめた。結果、1位から順に次の通り。

▽シングル
福岡市(前年比10.3%上昇)、千葉県(同8.5%上昇)、東京23区(同7.5%上昇)

▽カップル
東京23区(同10.6%上昇)、大阪市(同7.1%上昇)、福岡市(同6.6%上昇)

▽ファミリー
福岡市(同10.5%)、東京23区(同9.2%上昇)、札幌市(同7.5%上昇)

▽大型ファミリー
埼玉県(同6.9%上昇)、札幌市(同6.2%)、千葉県(同5.8%上昇)

「週刊住宅」(株式会社週刊住宅タイムズ)2025年6月2日号
「3面」より転載

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