J-REITが大都市圏※1に保有する賃貸マンションの運用実績データによると、
- 東京圏では、賃貸マンションの収益性は回復基調。平均稼働率は、コロナ前に近い水準~超過水準まで戻しており、賃料収入単価は前年同期比プラスが継続。これにより純収益であるNOIも増加基調。東京23区では、コロナ後の需要回復から、単身向けのワンルーム、コンパクト、ファミリー向けの全タイプで収益性の向上が確認される。
- 大阪圏では、賃貸マンションの収益性は緩やかに回復。名古屋圏は平均稼働率の上昇が弱く賃料収入単価も低下しており、コロナ後の収益性は弱含んだ状況。