アンケートから分かる購入・売却の「ポイント」Vol.4

住まい探しをするにあたって、親との同居や近居を検討する方も多いことと思います。同居や近居によって、子育てを祖父母に手伝ってもらえるというようなメリットがある一方、お互いを干渉し合うようになってしまい関係が悪くなってしまうこともあるようです。今回は、アットホーム株式会社が実施した「親子の同居に対する本音調査」をもとに、同居と近居についての親子それぞれの本音をご紹介します。
同居や近居を検討する人は増えている傾向

※国土交通省「2013年住生活総合調査(確報集計)」より抜粋
国土交通省の「2013年度住生活調査(確報集計)」(5年に1回実施)によると、住み替えの目的として、「親、子などとの同居・隣居・近居」と回答した人が10.6%と2008年度の5.3%に比べて倍増しているという結果が出ています。これは、過去5回の調査の中でも最も高い割合。親子同居・近居にかかる引越し費用や住宅取得・リフォーム費用を助成する自治体も増えています。この実情も踏まえて、アンケート結果を見ていきましょう。