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【シリーズ連載】初めての不動産購入(第二話「資金計画編」)

漫画で見る不動産購入・売却のポイントvol.3

公開日:2017年4月28日

第2話 資金計画編

【Aさん夫婦】
結婚3年目のA夫婦。夫は29歳、妻は27歳。世帯年収は700万円程度で、現在は1LDK・家賃8万円の賃貸アパートに居住している。

第一話「リフォーム・リノベーション編」では、リノベーションとリフォームについてご紹介しました。Aさん夫婦は中古物件を購入して、リフォームやリノベーションを施してから居住することを前提に、物件購入にあたっての資金計画について本格的に考え始めたようです。そこで今回は、世帯年収、購入予算、頭金、援助金など、住まいを購入するにあたって知っておきたい資金計画のポイントについて考えてみましょう。

Q.予算、購入した住宅の価格、頭金、親からの援助金、世帯年収を教えてください(フリーアンサー)

アットホーム(株)の調査によれば、物件購入時の平均予算は3,395万円、平均購入価格は3,521万円となりました。中古物件に限って見てみると、中古マンションの平均予算は3,146万円、平均購入価格は3,100万円、中古戸建の平均予算は2,839万円、平均購入価格は2,922万円となり、購入価格と予算がほぼ同じ、もしくは予算が下回る結果となりました。新築物件の購入者に比べると、中古物件の購入者は予算に応じた物件を購入したことがわかります。
下段は、物件種目ごとの頭金、援助金、世帯年収の平均金額のアンケート結果です。資金計画をたてる際の参考にしてみてください。

資金計画の考え方

A総予算=B自己資金+C借入金

A総予算・・・物件価格・リノベーション工事費用・諸費用
B自己資金・・・現金・定期預金・株・投資信託など、現在の資産
C借入金・・・年収・金利・返済期間などから月々の借入可能額を算出

①自己資金の考え方

現金、定期預金、株、投資信託など、現在所有している資産をすべて洗い出し、住宅購入資金にいくら回せるかを考えましょう。頭金0円、フルローンで購入することも可能ですが、その分月々の返済額が多くなります。また、住宅取得には諸費用なども含めた予想外の出費がつきものですので、できるだけ多く頭金を準備しておくといいでしょう。

②借入金の考え方

A現在の居住費/年+B住宅用資金にまわせる金額/年-C住宅の維持費=ローン返済可能額

A現在の居住費・・・現在支払っている家賃、駐車場代などの合計
B住宅用資金にまわせる金額・・・毎月の貯蓄から住宅用資金にまわせる金額のうち、将来子どもが生まれた場合の教育費、老後資金の貯蓄などを除いた金額。高く見積もり過ぎると先々の家計が苦しくなる可能性がある
C住宅の維持費・・・固定資産税や、マンションであれば管理費・修繕積立金など

資金計画について不動産会社に相談してみましょう

今回ご紹介した通り、物件購入における資金については考えなければいけないポイントが多く、情報収集なども必要になります。資金や不動産のことは専門家に話を聞き、ポイントを整理することをおすすめします。

調査概要 選んだ理由、迷った理由。~住宅購入のプロセス&マインド~2016

調査方法… インターネットによるアンケート調査
対象… 首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)在住の、過去2年以内(2014年2月以降)に自己居住用として住宅を購入した、20歳~49歳の男女(625人)
調査期間… 2016年2月23日 (火)~2016年2月25日 (木)

執筆

橋本 岳子 (はしもと・たかこ)

20年勤めた不動産情報サービスの会社での経験を活かし、住まい探しが初めての方にも分かりやすい、生活者の目線に立った記事の執筆活動を手がける。

※ 本コンテンツは、不動産購入および不動産売却をご検討頂く際の考え方の一例です。

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