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「アンケートで見る不動産トレンド」物件選びは慎重な様相。
〜問合せた不動産会社数・物件数は増加傾向~

アンケートから分かる購入・売却の「ポイント」vol.13

公開日:2018年12月26日

この記事の概要

  • 契約までの期間(検討期間)は2017年に比べて「3カ月以上の合計」が20ポイント超増加となっている。
  • 問合せた不動産会社数・物件数は増加している。
  • 契約した人・しなかった人の不動産会社に求めるものは、1位「正確な物件情報の提供」、2位「物件に対する詳細な説明」で2017年と同じ結果。
  • 不動産会社によって、その接客態度や実績、知識はざまざま。物件選びが慎重な様相となっている昨今、ますます不動産会社への依存度はアップしていくことが予想されるので、先輩購入者たちのアンケート調査結果を参考に、頼りになる会社を選ぶことが重要。

不動産情報サイト事業者連絡協議会が実施した「不動産情報サイト利用者意識アンケート」の2017年と2018年の結果を比較してみると、検討期間の長期化に加え、問合せた不動産会社数・物件数は増加しています。インターネットで物件情報が簡単に手に入る昨今、ユーザーが不動産会社に求めているものはどのようなことなのでしょうか。ここではさまざまな調査結果をみながら、探っていきたいと思います。

【購入:契約した人】契約までの期間(検討期間)の前年比は「3カ月以上の合計」が20ポイント超増加

Q.問合せをしてから契約までにかかった期間は?

Q.問合せをしてから契約までにかかった期間は?

第1位は、2017年、2018年とも「1カ月~3カ月未満」となっています。2018年はその割合は減少してますが「3カ月以上6カ月未満」「6カ月以上」のポイントが大幅に上昇しているのが分かります。契約までの期間が長期化していることが見て取れる結果となっています。

【購入:契約した人】問合せた不動産会社数は平均3.9社と1.1社増加

Q.問合せた不動産会社数は?(n=320)

Q.問合せた不動産会社数は?(n=320)

契約した人が検討時に問合せた不動産会社数は、「1社」と「2社」の割合が大幅に低下し「3社」が24.6%で最多。「3社以上」の合計は約70%となっています。これらの結果から、不動産会社選びにも慎重なユーザーが増えたことがうかがえます。

【購入:契約した人】問合せた物件数は平均6.0物件で前年より0.9物件増加

Q.問合せた物件数は?(n=320)

Q.問合せた物件数は?(n=320)

契約した人が検討時に問合せた物件数は、「6物件以上」の割合が最も高く38.8%となっています。平均物件数も2017年に比べると0.9物件増えていることが分かります。

【購入:契約した人】不動産会社に求めるものは、「正確な物件情報の提供」「物件に対する詳細な説明」

Q.不動産会社に求めるものは?(複数回答)またその中で特にポイントとなるものは?

Q.不動産会社に求めるものは?(複数回答)またその中で特にポイントとなるものは?

契約した人が「不動産会社に求めるもの」については、1位「正確な物件情報の提供」、2位「物件に対する詳細な説明」となっており、「特にポイントとなるもの」についても同じ結果でした。3位は「自分が聞きたいことだけに的確に回答」となっており、しっかり検討するためには、的確な回答を得ることが必須と考えているユーザーが多いことが分かります。

【購入:契約しなかった人】契約した人の回答で10位だった「問合せた物件以外の情報」は、契約しなかった人では3位にランクイン

Q.不動産会社に求めるものは?(複数回答)またその中で特にポイントとなるものは?

Q.不動産会社に求めるものは?(複数回答)またその中で特にポイントとなるものは?

契約しなかった人が「不動産会社に求めるもの」の1位と2位は、「契約した人」と同じ結果となりました。3位以下は大幅に異なり、契約した人の回答で10位だった「問合せた物件以外の情報」が3位、9位だった「親切・丁寧な対応」が4位となっています。

不満の第1位は「説明・知識不足」。情報が充実した今、ユーザーが求めいるのはプラスアルファの知識

Q.訪問した不動産会社の接客に対して満足だったこと・不満だったことは?(複数回答)

満足だったこと

満足だったこと

不満だったこと

不満だったこと

物件を契約した人が訪問した不動産会社の接客対応に“満足だったこと”のトップは「対応が親切だった」、次いで「誠実、信頼出来た」となりました。“不満だったこと“のトップは「説明・知識などが不足していた」となり、プロとしての能力を求めているユーザーが多いことが分かります。

物件選びが慎重な様相となる中、不動産会社選びも重要なポイント

街中では多くの不動産会社が営業しています。その接客態度や実績、知識はざまざまですが、物件選びが慎重な様相となる中、ますます不動産会社への依存度はアップしていくことが予想されます。
不動産ならどこでも同じと考えて、あとで後悔することのないよう、先輩購入者たちのアンケート調査結果を参考に頼りになる不動産会社を選ぶようにしてください。


調査概要 不動産情報サイト利用者意識アンケート
調査方法・・・不動産情報サイト事業者連絡協議会サイト、会員サイト上で行ったオープン型調査
【2017年】
対象・・・1,098人(過去1年間のうちにインターネットでご自身が住む住まいを賃貸または購入するために不動産物件情報を調べた方(調べている方))
調査期間・・・2017年3月15日 水曜日~5月15日 月曜日
【2018年】
対象・・・1,651人(過去1年間のうちにインターネットでご自身が住む住まいを賃貸または購入するために不動産物件情報を調べた方(調べている方))
調査期間・・・2018年3月22日 木曜日~6月21日 木曜日
※小数点第2位を四捨五入しているため、合計100%にならない場合があります

執筆

橋本 岳子 (はしもと・たかこ)

20年勤めた不動産情報サービスの会社での経験を活かし、住まい探しが初めての方にも分かりやすい、生活者の目線に立った記事の執筆活動を手がける。

※ 本コンテンツは、不動産購入および不動産売却をご検討頂く際の考え方の一例です。

※ 2018年12月26日本編公開時の情報に基づき作成しております。情報更新により本編の内容が変更となる場合があります。

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