19世紀初頭から前半にかけてイギリスで流行した建築・家具の様式。
摂政(Regent)として統治に当たった皇太子のジョージ4世に由来する。例えば、バッキンガム宮殿のほか、ジョージ4世が改修したブライトンのロイヤル・パビリオンなどが挙げられる。白壁を基調とするものが多く、玄関に見られる華やかな装飾や弓型の窓、洗練された力強さなどが特徴とされ、古代ギリシアや中東、東洋のオリエント文化を取り入れた異国趣味的な様式とされる。
家具では、動物の頭や脚、植物のほか、剣や縄などのイギリス海軍にちなんだモチーフも使用され、高級な材料とされたローズウッドを使用したトラファルガーチェアなどが、勃興し始めた工業生産の仕組みを利用して製作された。