木造SRF工法もくぞうえすあーるえふこうほう

木造建物の構造材をポリエステル製の高弾性材料で被覆して、耐震性を補強する工法。地震の振動エネルギーに対する柔軟性を高め、構造材の変形・剪断への耐性を強化する手法とされる。SRFは、Super Reinforcement with Flexibility(柔軟性による高度な補強)の略語であるが、日本で開発された工法である。

木造の建物のほか、鉄筋コンクリート造鉄骨鉄筋コンクリート造の建物も補強できるとされる。ただし、対応についての考え方が一般的な耐震補強とは異なる。また、補強効果の評価は十分には定まってはいない。