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鉄骨構造の一つ。 重量鉄骨構造とは、次のような特徴を持つ鉄骨構造である。 1.重量鉄骨(H形鋼など)を柱・梁として使用する。 2.柱・梁の接合部をボルトにより「剛接合」する。 (「剛接合」とは外力を受けても接合部が回転・変形しないという意味である) 3.木質系パネル・軽量気泡コンクリートパネル・窯業系パネルなどで壁・床を構成する。 このように「重量鉄骨構造」は、剛接合された骨組を持つ非常に頑強な構造となっている。 そのため、重量鉄骨構造は3階建ての一戸建て住宅や、3階建ての共同住宅で多用されている(ただし最近は2階建ての重量鉄骨構造も見られる)。
鉄骨造、S造とも。 柱と梁を「鉄骨」で作り、壁・床に「木質系パネル」「軽量気泡コンクリートパネル」「窯業系パネル」など使用した構造のこと。 主要な構造を形成する鉄骨の種類により「軽量鉄骨構造」と「重量鉄骨構造」に分けることができる。
「重量鉄骨」とは、厚さが6mmを超える鋼材のことである。 その反対に、厚さが6mm以下の鋼材は「軽量鉄骨」という。 重量鉄骨は、重量鉄骨構造の建物において柱・梁として使用される。
小屋組や床組の荷重を二点支持により水平や斜めの状態で支える横材のこと。
柱などと連結して、上方からの荷重を鉛直方向に流し、地面に力を伝える重要な構造部材である。