乙種構造材おつしゅこうぞうざい

建築物の構造耐力上主要な部分のうち、主として圧縮性能を必要とする部分に使用する材を、目視により等級区分する場合の、その種の材の呼称、カテゴリー。

「製材の日本農林規格」(平成19年8月29日農林水産省告示第1083号)においては、針葉樹を材料とし、建築物の構造耐力上主要な部分に使用することを主な目的とする製材を「構造用製材」とし、このうち、節、丸身等材の欠点を目視により測定し、等級区分するものを「目視等級区分構造製材」としている。この目視等級区分構造製材を、さらに、主として曲げ性能を必要とする部分に使用する「甲種構造材」と、主として圧縮性能を必要とする部分に使用する「乙種構造材」に分けている。乙種構造材については、目視で確認できる節、丸身、貫通割れ等の項目について、1級から3級までの等級分けをして製材の性能を表示することと定めている。

関連用語
構造用製材
建築物の構造耐力上主要な部分に使用することを主な目的とする製材。日本農林規格(JAS)でその規格が定められている。 製材は自然素材であるため性質にばらつきがあるが、構造用製材のJASは、製品の寸法精度、含水率、強度などに応じて、6種類に分類されている。 なお、建築基準においては、構造耐力上主要な部分に使用する木材の品質は、節、腐れ、繊維の傾斜、丸身等による耐力上の欠点がないものでなければならないとされている。また、木材の圧縮、引張り、曲げ、せん断に対する基準強度は、JASに適合する構造用製材等の分類に応じて定められている。