最終更新日:Mon, 30 Jun 2025 18:00:00 +0900

コンパクトマンション

こんぱくとまんしょん

ワンルームマンション(おおむね30平方メートル以下)とファミリータイプマンション(おおむね50平方メートル超)の中間に位置する30~50平方メートル程度のマンション。

世帯人数の減少に対応し、一人世帯、DINKS、子供を独立させたシニア夫婦世帯の需要に対応し、2010年代後半以降、供給が増加傾向にあると見られる。価格に比して立地が良く、最近の建築であるため、セキュリティや宅配ボックスなどの共用部の利便性も優れている。需要が増加傾向にあることから、賃貸や売却等の資産活用上のメリットも着目されている。

2021年の税制改正により、それまで50平方メートル以上であった住宅ローン控除対象の最小面積が40平方メートル以上に引き下げられたことも追い風となっている。

-- 関連用語 --

マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

本来、マンションは英語では「大邸宅」を指す。日本におけるマンションは、欧米では「アパートメント」と呼ばれている。