BIMびむ

建築物に関する情報を統合的に活用するための業務システム。英語のBuilding Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)の略語である。

建築物の設計・施工・維持管理のための情報をデータベース化して、これらの業務を効率よく、円滑に実施するためのシステムである。その特徴は、建築物を3次元のモデルとして構築し、そのモデルにさまざまなデータを付加することである。建築物のモデルを基盤にしてデータベースが構築されるため、多用途に利用できる使いやすい道具となっている。

関連用語
CIM
建設に関する業務のための情報を統合的に活用するためのシステム。英語のConstruction Information Modeling(コンストラクション インフォメーション モデリング)の略であるが、和製英語である。Construction Information Modeling/Management(コンストラクション インフォメーション モデリング/マネージメント)と表記されることもある。 主として土木施設の計画・設計・施工・管理の効率化と施設の品質向上のためのシステムとして構築された。その基本的な手法は、施設の3次元モデルにさまざまなデータを付加して、多様に利用できるデータベースを構築することである。従って、BIMに類似したシステムとなっていることから、CIMをBIMの一種であるとする考え方もある。