耐震シェルターたいしんしぇるたー

地震で家屋が倒壊したときに安全を確保できる空間。住宅内の一部を地震に耐える強固な空間に改造して安全な場所とすることができるが、耐震シェルターはその強固な空間である。

地震対策に最も効果があるのは耐震改修であるが、耐震シェルターの設置は、耐震改修に比べて短期間に安価で実施できる。一方で、耐震シェルターのスペースは狭いことから、一時的な利用に留まることになる。

なお、耐震シェルターの設置工事費に対する助成制度を用意している地方自治体もある。

関連用語
シェルター
人を保護する施設や場所。英語のshelter。 シェルターは、外からの侵害を防ぎ安全を保つ機能を備えていて、危険や攻撃から保護するための施設だけでなく、暑熱、風雨などを避けるための場所や設備をも含む幅広い用語である。 たとえば、駆け込み寺、難民収容所、水屋、避難小屋などは、すべてシェルターに該当する。