ショートセールしょーとせーる

担保残債価額よりも安い価額で販売される住宅、またはそのような住宅販売をいう。

ローン債権の行使が担保物件に限定されるような融資(ノンリコース)が多いアメリカで見られる。

一般に、住宅ローンの担保に供されている住宅は、残債を返済しなければ売買できないが、債権者が販売額を超える部分の債権を放棄することに同意すれば、残債額よりも安い価格で販売することができる。そのようにして販売される住宅がショートセールである。
ショートセール物件は、市場価格よりも安く販売される場合もあるが、債権者の同意に期間を要することなどに注意が必要であるとされる。