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住まい探しをするにあたって、親との同居や近居を検討する方も多いことと思います。同居や近居によって、子育てを祖父母に手伝ってもらえるというようなメリットがある一方、お互いを干渉し合うようになってしまい関係が悪くなってしまうこともあるようです。今回は、アットホーム株式会社が実施した「親子の同居に対する本音調査」をもとに、同居と近居についての親子それぞれの本音をご紹介します。
※国土交通省「2013年住生活総合調査(確報集計)」より抜粋
国土交通省の「2013年度住生活調査(確報集計)」(5年に1回実施)によると、住み替えの目的として、「親、子などとの同居・隣居・近居」と回答した人が10.6%と2008年度の5.3%に比べて倍増しているという結果が出ています。これは、過去5回の調査の中でも最も高い割合。親子同居・近居にかかる引越し費用や住宅取得・リフォーム費用を助成する自治体も増えています。この実情も踏まえて、アンケート結果を見ていきましょう。
同居については、親子共に約40%が同居したくないと回答。そのうち親の約80%は介護が必要になっても同居したくないと回答しています。一方、同居したくないと回答した親子のうち、近居ならOKという親が約60%、子は約40%という結果が出ています。
近居ならOKと回答した親子に理想の距離を聞くと親が約5.5km、子が約11.1kmという結果が出ています。親子ともにある程度の距離感を求めているものの、その距離は親子ともに5km未満が理想と考えている人が最も多くなりました。
親子が近くに住むことで助け合えたり、安心感が生まれる同居や近居。住まい探しの際は、親子共々心地よく過ごせる距離感について話し合いを重ねながら、吟味することもポイントのひとつと言えるかもしれませんね。
調査概要 親子の同居に対する本音調査
調査方法……インターネットリサーチ 回答サンプル数……600サンプル 対象……首都圏(1都3県)在住、結婚して親と別居している30~40代の長男・長女(第一子)と、 子どもと別居している60~70代の父親・母親、各150名、計600名 調査期間……2013年11月1日~11月4日
橋本 岳子 (はしもと・たかこ)
20年勤めた不動産情報サービスの会社での経験を活かし、住まい探しが初めての方にも分かりやすい、生活者の目線に立った記事の執筆活動を手がける。
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